Palmwareを作る原動力

Palmwareを作る動機、というか、それを続けさせる要因、というか、突き動かすもの、というか。
まぁとにかくそんなようなもの、は、人それぞれだろう。
開発そのものが楽しいという人はいるだろうし、Palmware開発を通してPalm界を盛り上げたいという人もいるだろう。
私の場合、前述の二つも当然あるのだが、それより大きいのは「たくさんの人に使ってもらって、喜んでもらえるものを作りたい」という思い。
これが最も大きい要因だ。
自分の作ったもので見ず知らずの人(知人でもいいのだが)に「いい気持ち」になってもらえるというのは、ソフトウェア開発に関わらず、ものづくり全般に通じる喜びだと思う。
で、私の場合それが第一の目的なので、自分の作るものが喜んでもらえる(=楽しい、役に立つ、など)ものなのかどうか、というのは非常に気になる。
Mage's Mazeを作っているときは、喜んでもらえそうな感触が多少あったのだ。
自分がRoguelikeやWiz系ゲームにハマった経験があったので、同じような趣味の人には楽しんでもらえるだろう、という想像ができたわけだ。
しかし今作ろうとしているものは、どうもそういうイメージが湧かない。
アイディアが浮かんだので作り始めたのはいいのだが、出来上がったものがヒトの役に立つという感覚が得られないのだ。
そうすると必然的に開発は進まない。
開発がスムーズに進めば、その勢いに任せて完成させてしまうこともできるのだが。
そんなアイディアはほっといて、違うアイディアを形にすることに力を注ぐべきか。
それとも、最後までやり通すべきか。
どうしたものやら、悩ましいところだ。