開発はやっぱり楽しい。でも…。

ちょっと前の話しですが、元旦にテレビを見てました。
見ていた番組はTBSの「スポーツマンNo.1決定戦」。
プロ・アマ問わず各スポーツ界のトップクラス(ということにしておく)の選手たちが集い、様々な競技で雌雄を決する番組です。
「様々な競技」というのは、でっけえ跳び箱を跳んだり、重てぇタルをぶんなげたり、と肉体を鍛えた者ならではの競技です。
が、そんな中にひとつ、異質な競技がありました。
「25」と名づけられたその競技は、5x5のマスの中に1〜25の数字がランダムな順序で配置された画面を見て、1から順に数字を押して全て押し終えるまでの時間を競うもの。*1
筋力よりも判断力や瞬発力が試される競技です。
それを見ていてふと思ったのが、
Palmで作れるなぁ、これ。」
ということ。
久しぶりに軽いモノを作ってみたいというのもあったので、勢いで作ってみました。
ゲーム画面
1月2日に着手し、基本的な部分ができたのが1月4日。
そこから細かい部分の手直しをちょいちょいして、1月7日に完成しました。
完成したら公開したくなるのがソフト作家の性なわけですが、ちょいと問題がありましてね。
これって、パクリなわけですよ。言ってみれば。
ゲームのアイデアが、自分のアイデアじゃありませんからね。*2
それを堂々と公開していいもんなのかな…と思ったわけです。
1番組の1コーナーを個人がゲーム化してフリーウェアとして公開したところで、それほど問題にはならないかも…とは思いました。
しかし、もし番組の権利者がこれをゲーム化して商売しようとしたら…。*3
仮に営利的な問題がなかったとしても、自分のアイデアでない以上、やっぱり公開はためらわれます。
ということで、ゲームの公開はせず日記のネタにとどめておくことにしました。
自分のPalm内だけでプログラムを書いている段階なら、何も気にすることはありません。
でも作ったものを公開するとなると、色々と気にしなきゃいけませんよねぇ。
今後何か作る(そしてそれを公開するつもりがある)ときは、同じものがすでに存在しないかどうかちゃんと確認しなきゃなぁ、とあらためて思いましたとさ。

*1:実際は3x3、4x4、5x5の3画面でしたけど、説明を簡単にするために省略。

*2:自分のアイデアじゃなくても、一般的になっているものであればいいとは思いますけどね。例えばジャンケンをゲーム化したとして、「パクリだ!」と怒る人はあまりいないでしょう。

*3:実際に一部の競技はiアプリ化され、商売になっているようです。